グループ展『新宿東京日本』展に参加します。

新宿眼科画廊『新宿東京日本』展

新宿眼科画廊さん企画のグループ展 『新宿東京日本』展 に出展します。
前期後期と日程が分かれており、私は前期の展示となります。

お近くにお寄りの際は、是非よろしくお願いします!
ちなみに、新宿眼科画廊さんでは、拙作No Reason写真集も販売しています!

『新宿東京日本』展
展示会期を〔前期〕〔後期〕と2回に分け、各8名の若手写真作家が
「新宿東京日本」というキーワードを手掛かりに〔街〕〔人〕〔空気〕〔色〕それぞれの世界を切り出します。

■〔A日程:前期〕 2010年4月2日(金)~07日(水) 12:00~20:00(最終日~17:00)
*オープニングパーティー:2010年4月2日(金) 18:00~

〔A日程:前期〕
manabe/masashi_furuka/梶雅達/阪巻正志/サトウタケヒト/杉本春奈/田中文/中村タケシ
〔B日程:後期〕
宇多村英恵/金森玲奈/渋谷昆/タジリマナミ/對馬大輔/toboji538☆☆☆/藤井彩子/松永佳子

★ 休廊日:2010年4月8日(木)
■〔B日程:後期〕 2010年4月9日(金)~14日(水) 12:00~20:00(最終日~17:00)
*オープニングパーティー:2010年4月9日(金) 18:00~

ま、こんな感じでひとつ。

映画Matrixから
「道を知ることと、実際に歩むこととは違う」

ま、そういうことです。
歩んできたから、いまこの作品があるわけで。

同様に、アントニオ猪木の引退時の言葉からw

~人は歩みを止めた時に、
そして挑戦をあきらめた時に
年老いていくのだと思います。~

としたうえで、例の「道」です。

「この道を行けば
どうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば その一足が道となり その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ」

あらかじめ決められた(かのように見えた)レールの
上を走ることを、
オレは(いろんな理由があったにせよ)23の時に
辞めたわけで。

芸術や美術の専門教育を受けたことがないのだけれど、
振り返れば、デザイン事務所に勤めたし、
美大出のデザイナーを扱うディレクターとかやってるし、
写真で作品をつくって作家活動している。

もちろん、専門教育は受けたほうがいいに決まっている。

ただ、道を知ることと、歩むことは違う、ということだ。

「一般的な」という言い方はあまりにも無根拠なので使わないが、
自分だけの道を歩むには、それ相応の覚悟があってしかるべきで。

格好悪いからあまり言わないけど、
基本ガリ勉なので、人一倍勉強して、
人一倍試行錯誤を繰り返してるわけで。

ま、そんなところで一つ。

新宿眼科画廊さんで、No Reason写真集「File 01: 死例 001-012」が絶賛販売中です。

速報! No Reason File:02 個展日程決定!

ずっと前から日程は押さえていたのですが、
ようやく代金を支払ったので(汗)、
個展の日程を正式にお知らせいたします。

masashi_furuka写真展
No Reason「File02:死例013-025」

◆展示概要
2009年5月7日(金)~12日(水)
12:00~20:00(展示最終日~17:00)
新宿眼科画廊 スペースO
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11
TEL: 03-5285-8822
URL:http://www.gankagarou.com/

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『No Reason』
たぶん、生きることに、死ぬことに、理由なんていらない。

日本――年間3万人を超える自殺者、後を絶たない無差別大量殺人。
「生と死」が日常から隔離され、メディア空間の中でのみリアルな輝きを放つようになってから、もうどれぐらい経ったのだろう。

この作品は、現在そしてこれから日本に生きる(死ぬ)わたしたちの日常に
再び「生と死」を取り戻す試みとその記録である。
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展示の構想も頭の中で、ほぼ固まりつつあります。
DMも2月下旬には、配布できるようにする予定です。

前回好評だった展示を上回るものにしたいと
気合い入ってます。

どうぞ、お楽しみに。

あなたは見ないで死ねるか?–明日個展最終日!

心を新宿眼科画廊に、置いてきました。

46時間ぶりに訪れた空間は、とても気持ちよく、オレを迎えてくれた。

ひとり、作品をじっと眺める。

声が聞こえる。
光が見える。
自分の鼓動すら、もう聞こえない。

滅多にオレはこういうこと言わないのですが、
「絶対に見ないと、損するよ!」
と声を大にして言いたい。

「見ないで、死ねるのか?」とも。

遠く山梨や静岡、茨城から足をお運びいただいた方々に、
少しは楽しんでもらえただろうか。

知り合いが出ている、だけで来た方々に、
「来て良かった」と思っていただけただろうか。

いまは、ただ、そう言ってくれた方々のことばを信じたい。

信じられるだけのことばをいただいた。

本当にありがとう。

いよいよ明日、masashi_furuka写真展 No Reason「File 01: 死例 001-012」 は最終日を迎えます。

12:00から17:00まで。

泣いても笑っても、生きてても、死んでも、この展示が終わります。

この展示を見てから、死んでも遅くはないと思うよ。

◆展示概要
2009年11月6日(金)~12日(木)
12:00~20:00(展示最終日~17:00)
新宿眼科画廊 スペースO
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11
TEL: 03-5285-8822
URL:http://www.gankagarou.com/

個展中日(なかび)を終えて

今日で早くも中日を過ぎました。
たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
みなさまへの個別のお礼は個展終了後にしたいと考えています。
どうかご了承くださいませ。


さて、会場にいて作品を通していろいろな人と会話を重ねることで、作品をよりわかりやすく説明できる言葉を見つけることができました。

その一つが
「この作品はドキュメンタリーではなく、現実に限りなく近い現代日本における問題を織り込んだファンタジーである」
という定義です。

リアルやリアリティという言葉は、現在の写真を批評する基準としてあまり意味をなさないと思っている自分にとって(オレは生きることも死ぬこともリアルに感じられない、と言い続けていることも理由になっている)、現代日本のさまざまな問題を題材にしたファンタジーという位置付けがしっくりくるのであります。

ファンタジーを支えるリアリティは必要ですが、それがどれだけリアルかは本作品を観賞するうえではあまり意味をなさないことでしょう。(特殊メイクをしていないのはリアルを追究していないがゆえ)

会期は12日まで。
オレが会場に居れるのは、11日水曜日の19時以降20時までとなります。
また、12日最終日は、17時までしか入ることができませんので、ご注意を。

みなさまのお越しをお待ちしております。

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