お礼と制作凍結とあのエログロイベント始動。

個展が先週に終わった後、仕事で後作業が進まず、疲れもあって更新ができませんでした。ごめんなさい。

まず、個展ですが、初日は愛知県や静岡県、福島県など遠くから足をお運びいただいた方々が多数いらっしゃいました。本当にありがとうございました。
また、連日お客様にご来場いただき、写真集も一日に1冊は売れるなど、プリントは残念ながら売れませんでしたが、過去最高の売上でした。ありがとうございました。

また、募金箱もみなさまのご厚情あって、なんと、1,925円にもなりました。
本当にありがとうございます! これで何日かは生き存えます(いやマジで

会場の様子は、Facebookアルバムにアップしましたので、そちらをご覧ください
(スマホでしか撮っていません…
さて、2年振りの個展が終わった直後ではありますが、オープニングイベントでもお伝えしていました通り、 No Reason シリーズは制作を一旦凍結とさせていただきます。

理由は、登場していただいたモデルさんがひとり亡くなられたことです。
彼の死は個人的にも辛いのですが、作家として作品として、彼の死をどう受け止めればいいのか、いまはまだ答えを出すことができないのです。

その整理がつくまでは、一旦凍結とさせてください。

再開の目処は、今のところわかりません。

もちろん、Photographer としての活動は続けますし、フリーランスとして独立した以上は写真を撮り続けます。

現在制作中の「Uncostumed Love」が当面の制作活動の中心となります。

さて、もうひとつ、オープニングイベントで告知したことがあります。
あの絵露愚乱末世の第3回を2013年に開催します!

すでに参加表明をいただいている新しい参加者や、
展示経験が少ないながらも魅力ある新しい才能も登場しますので、
ぜひご期待ください。

 

では、年内はドバイのコンペに向けて、来年も生きられるように仕事に励みます。
チャオ。

個展3日目のふとしたつぶやき

いつもそうなんだけど3日目ぐらいからさすがに疲れが出てくる。
基本、立ち仕事だから 笑

友達や知り合いだと腰掛けてお喋りとかできるんだけどねー。

ふと、No Reason の最初の写真集「File 01: 死例 001-012」を見て、
「いまでも古びていない」
と思った。
これは作家自身の贔屓目ではなくて。オレは誰よりもこの写真達を
数多く、そして長い時間見ているわけで。

別に有名になりたいとは思わない。

ただ、こういった作品があったこと、何年かたって、
引き出しや段ボールの奥から出てきて、懐かしいなーと思いながら
見たときに、なにかもやっとした感じや言葉にできない心の動きとかが
少しでも感じてもらえるだけで、作家としては嬉しい限りだ。

今回の写真集 No Reason 「File 04: 星止 040-050」は、
同じようなものになっているかは、今ははっきりと言えない。

でも、最初の写真集ができた時と似たような感触があるのは確か。

数年後、あなたには星が見えるのでしょうか。