15 No Reason「File01: 死例001-012」

No Reason の作品のみで個展「File01: 死例001-012」を新宿眼科画廊さんで開催した。

レイアウトは下見したときにイメージが浮かんだほぼそのまま。

奥の大きめのプリントをどうやってつくるのかということと、額代をどう捻出するかが課題だったww

奥のプリントは、DMと同じく大阪の友人ふゅうらぁさんに相談した。

オレが10年前アルバイトしていたときに大型プリンタがあったので、いまでもなんかしら大型プリンタはあるだろうと。

やはりあるとのことで、無理を言って請けてもらった。

小さめにテストプリントを出しては郵送してもらい、データを調整して送っては、また出力…を4回繰り返した。

黒つぶれしやすい画なので、どこまで明るくするか、どこをどう暗くするかを細かく見極める作業だった。

額代の捻出は、飲みに行くのを止めたwww

個展用に用意したフォトブックは高かったけど、作品を気に入っていただけた人に持ってもらいたいと思い、個展に間に合うよう作成した。

売れなかったけど、知人の評価が高く、これをベースにして、後に廉価版をつくることになった。

ポートフォリオは、二つ用意した。
ひとつはこれまでの作品で、No Reasonとは違うもの。

スナップとかポートレートとか。
(ほぼ7月の新宿眼科画廊で展示したものと一緒だが・・汗)

もうひとつは、ヒミツ。
個展に来ていただけた方はご存じだろうけど、ここでは敢えて伏せておく。
会場でのお楽しみなので・・。

個展の前後から、告知を見て、作品を見て、展示を見て、いろんな方からモデル志願をいただく。

うれしい限りだ。

また、まえださんがフランスに行く時が近づいてきたため、新しく協力していただける方々を探すことに。

そしてまた新たな出会いとともに、個展の準備でひと月半ほど空いた「No Reason」の撮影は再開されることになった。

14 No Reason第8回撮影

この第8回撮影は、「File01: 死例001-012」の最後の写真撮影だった。

すでにDMもできていて配布開始した頃に撮影した。
なかなか撮影参加者の都合が合わず、リミットぎりぎりで撮影。

ヘアメイクさんは、ちゃちゃさんというmixiのコミュで募集して、急遽ご参加いただいた方。

ちなみに男性でとてもやわらかい雰囲気の方で、かつ見た目もすごくイケメンである。

場所は、第二回個展の開催場所の六本木D’s。

外から差し込む間接光がとてもキレイで。
モデルのMicahちゃんのたってのお願いで首つり死。

とにかく身体の配置・ラインとコードの曲線と、その影や光、といった構成のバランスに気をつけて撮影。

ライティングは、アベイラブルでレフ板を多少使った程度。

Micahさんは苦しい姿勢が続いたのだが、持ち前の割れた腹筋を活かして、難なく撮影が終了したのである。

今まで一番ボクの作品に多く出演してくれているMichaさん。

いつもご機嫌で撮影に臨んでくれてありがとう。

次もまたMicahさんの撮影には、男性のヘアメイクさんに担当してもらうことにしますw