2007年初頭までは35mmかそれより広角のレンズを主に使っていた。自然とスナップが増えていた。長めのレンズを使ったことはあったけど、35mmの画角が好きでそれから離れようとしなかった。カメラをはじめた当初は、ド広角を使ってほめられたこともあったのだが、撮る側の意図的な強調をわれながら「うざい」と思いいたり、あまり使わなくなった。 そして、2007年2月の早朝、開場直後の「Tokyo Sky View」でいい経験ができた。
いい写真(もっとも、ここでは人が見たことの少ない写真の意)を撮りたければ、人のいない場所に人のいない時間にいく、ことがひとつの方法だ。それを実践していた頃の写真。 her sky view
たぶんこの写真が、Flickrのcomment系グループで、まともにバナーをつけてもらえた最初の写真のように記憶している。露出はマニュアルで、RAW現像と多少青を足しているが、トリミングはしていない(その頃はしないほうが優れていると思っていた、いまでもトリミングすることは少ないが、別にトリミングは当たり前だと思う)。富士山も見えているのだが、大きくプリントしないとわからないだろうな。
こういう風なシーンを撮りたいと考えてから、時間と場所を選んで、頭の中の絵をはじめて写真にできた思い出深い一枚だ。