消化不良だったイベント撮影 ・゜・(ノД`)・゜・。

イベント当日は曇り空、会場はギャラリーということもあり、予想通り暗かった。
三脚、スピードライト、ライトスタンドを取り出し、おもむろにセッティングを始める、ここまでは予定通り。
だがしかし、ない、ないのである。どこにもないったらない。
忘れた… (・_・、)

ライトスタンドと、ライト用クランプを繋ぐ金具(ダボ?)を、家に忘れてきてしまった。。
その日、時間を1時間かんちがいしていて、慌てて準備をして家を飛び出したからだ。不覚。
以後、気をつけます。

久しぶりに吉祥寺で、長居した。ほぼ北口だけど。
商店街のアーケードが、架け替えのため、外されていた。
つい最近、神保町でもアーケードが外されて、不便を感じるより先に、あまりにも見違える雰囲気に「いま、オレはどこにいるんだろう?」と、自分の居場所を疑ってしまったばかりなのだが、吉祥寺でも同じ反応をしてしまった。
われながら実に単純。

OFFSPRINGの新譜と、たまたま出ていたWeekendersの新譜を買った。ようやく今日聞く時間ができそう。
楽しみだ。

前回のデザフェスで隣のブースだったナベカオルさんから御指名をいただいた。
先日のExpansion vol.1を超える写真を撮るつもりで、がんばります。

デザインフェスタでは感謝を込めた限定品を。

少しずつではあるけれど、デザインフェスタの準備を進めている。
今回はある程度割り切っていて、広くたくさんの方に買っていただこうとは思わないことにした。
認知してもらうための方策は、1年前と同じくポストカード兼フライヤーで賄う。

狭い、ごく限られた方々に向けた「限定品」を売ろうと思う。
デザフェスという場所柄を考えると、売値をあまり高くできないので、思案していたけど、決めたのだから、あとは実行あるのみ!

感謝の気持ちが、いっぱい詰まった「限定品」にしようと、鋭意製作中。

流星ワゴン、表現。

最近小説を読んでいなかった。大好きな浅田先生の作品で読みたいものを、あらかた読んでしまったから。
他の作家の小説もちょこちょこ読むけど、他の作品も読みたい!と食いつく作家もいなかった。

小説を読まないと、ずっと携帯電話を触り続けるオレは、その不健康を久しぶりに取っ払うべく、流星ワゴン(作 重松清)を読み始めた。

親子という関係を清々しく描かれていて、加えて舞台が現代ということもあって、一気に読み終えてしまった。
主人公たちとは年代が近いため親近感を覚えつつも、全く異なる境遇に身を置くオレは、理解も想像も共感もできるにも関わらず、実感が乏しいため、やや引いた目で読んでしまった。

根底に流れる「日々の生活における幸せの不確かさ」への認識と「苦境にあっても前へ進む努力の美しさ」は、拙作「Alices」や「セツナイ太陽」と共通していて、同時代性を感じる。
ま、普遍的なテーマではあるけれども。

先日、人からあるイベントの撮影を頼まれた際、「記録と表現の両方を撮りましょうか」という言葉が、瞬間的に出た。
室内だし、夜だし、できることは「偏る」けど、アグレッシブに撮ろうと思う。

セツナイ太陽の展示風景の現像とプリントがあがってきたので、百音へ持っていった。
「記録」よりも、「表現」が多く含まれている写真を百音のアルバムに置いてきた。

台風の後の順光の町並みは、やたら立体的できれいに見える。空も高い。
深呼吸をしてみたら、少しだけ涙がこぼれた。