Alternative Photographについて

なんだかんだと、人に見せる前に書くと、言い訳を先にしている感じがしてしまい、とても惨めな気になるので、フォトブック「Alternative Photograph」をつくるにいたった経緯を書くまでにしておく。

ちなみに、Alternative Photographの全写真解説書(というか、コメント集)を、B5白黒両面コピーで、勢い余り、作ってしまったので、欲しい方はどうぞ。

今まで、商品として作っていたのは、プリントやポストカードばかりだった。
そういう商品に適する写真というのは、自然に「一枚完結の写真」になる。

しかし、ここしばらくは「人」をモチーフにした作品が多く、こういった写真は、たとえ「すばらしい一枚完結の写真」であったとしても、なかなか購入して手元に置こうと思う人は少ない。
そういう事情があるから、新しい「一枚完結の写真」ばかりを、商品にできないのだ。
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今日は、セツナイ太陽 最終日!

いよいよセツナイ太陽 最終日。

昨日は、突然の雷雨と、10秒ほどの停電(!)などハプニングの連続だった。
オレは結局15時過ぎから23時半までいた。いろいろな方とお話しできて、本当にあっという間だった。
会期が進むと、少しずつ作品を冷静に見るようになって、いまは穴に入りたい気持ちは少なからずあるけど、それはそれ、あれはあれ、これはこれ。
最期までがんばろうじゃないか。

最終日なので、古い作品をもう少し持っていこうと思う。

今日は15時頃からラストまで、オレは会場にいます。ご都合が許すかたはぜひお越しください。

セツナイ太陽はあと2日

「笑っちゃうほど、masashiさんの展示って、早く過ぎちゃいますね!」
とは百音の女性店主のことば。

ちょうど同じことを、オレも感じていた瞬間だったので、本当にそうですね、と同意し、南側の壁を左目に焼き付けた。

セツナイ太陽は、あと2日を残すのみ。

残夏の陽射し、秋の夜風、写真集のにおい、自転車の音、古机のぬくもり。
百音 (mone)

セツナイ太陽について 3(最終回)

もう会期がないので、セツナイ太陽の重要なポイントをいくつかお伝えすることで、作品説明を終えようと思う。

▼メインとサブの2ラインである
メイン写真群は「オレと誰かのセツナイ太陽」で、サブ写真群は「オレの中のセツナイ太陽」である。

▼フラットな展示
メイン写真群はA3判、サブ写真群はL判で揃えている。いつもなら強弱をつけるために大きさを変えるのだが。
今回はメインとサブにしか大きさの違いはない。

▼生っぽさ
7月に百音で展示されていたHARUさんの展示方法にヒントを得て、フレームに入れずに、虫ピンで壁打ちした。作品と見る人の間に空気しか存在しないようにして、印象に生っぽさを与えたかった。

▼masashi_furukaらしいポートレートとmasashi_furukaらしいスナップの融合
これが今回の「セツナイ太陽」でオレが自分に課した個々の写真の目標。
何枚かは実現していると自分では思っているが、誰にも指摘されないので失敗かも 笑

▼セツナイ太陽とは
オレの中では一つの解答があるけど、見る人が感じるセツナイ太陽があれば、それでいい。
それぐらい自分から突き放してもいいと思える作品にした。

最後に
その時、その場所でしか、できない展示がある。
夏の終わりに、百音で、セツナイ太陽。

(了)