プリントパネルの販売を開始しました。

artmania_ahop

いよいよというか、ようやくというか(汗)、
プリントパネルの販売をはじめました。

これまで展示作品はA3サイズで、自宅でプリントしていて、
それより大きいサイズは業者さんや友達のデザイン事務所に
依頼をしていたのですが、親切かついいラボ屋さんと
お付き合いすることにしました。

ペーパーは、HDペーパーという光沢紙ですが、
少し銀色がかかった紙です。

パネルはゲータフォームで耐久性があり、
裏にはゲタがついていますので、家で飾って
いただけます。

サイズは、A1だと家に飾るにはやや大きいので、
A2にしています。

artmaniaさんのWEBストアからお求めください。

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気になる作品ですが、現在は3作品のみ販売しています。

よろしくお願いいたします。

No Reason Digital Book:01 発売のお知らせ

Cover of No Reason Digital Book:01 English edition
Cover of No Reason Digital Book:01 English edition
Cover of No Reason Digital Book:01 English edition

巷で噂の疑似死体写真「No Reason」が待望の電子書籍化!!!

未公開作品を多数追加し、ゼロから再構成しなおしたディレクターズカット版ともいえる
新たなる「No Reason」。世界観はそのままに、進化した新シリーズのPreviewも収録。

  • PDFデータ(PC、iPhone、iPadなどでご覧いただけます)
  • 236ページ:写真点数 230超
    (未公開写真多数含む)
  • 新たに書き下ろされた作品説明

6月1日より電子書籍ポータル「wook」より日本語版を発売します。
それに先駆けて、5月中旬より artmania cafe gallery yokohama さんのWEB STORE で先行発売されます!
少しでも早く手に入れたい!という方はこちらをご利用ください。

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昨日、鎌倉にてウラダナさんにFlyerを置いていただきました。
今日からartmania cafe gallery yokohamaでも置いていただける予定です。
また、5月14日のデザインフェスタでも配布します。

英語版に向けて準備を進めておりますので、しばしお待ち願います。

よろしくお願いいたします。

http://masashifuruka.wook.jp/

「星止」

No Reason はこれまで「死例」というシリーズで、
File01からFile03まで制作・展示してきました。
(Fileは、No Reason においては展示の単位です)

その作中の「メッセージ」は以下のものでした。

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現在、日本では年間3万人を超える人たちが自殺している。一方、無差別大量殺人が後を絶たない。

底が抜けた社会の中で、生きることや死ぬこと、殺すことに理由を求めても、その答えは風に吹かれ、宙を舞うばかりだ。

現代社会という病巣、自己責任という責任放棄、平和という奇跡、自由という嘘、生存という残酷、死という現実、愛という真実。

どうか、愛するあなたよ、いつまでも健やかに。

時とともに社会はうつろい、時とともに人は生まれ、時とともに人は死ぬ。
そして人は、人とともに生き、人とともに死ぬ。

どうか、愛するあなたよ、いついつまでも安らかに。

※本作品は自殺や殺人を推奨するものではありません。

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以前の日記で少し書きましたが、
File04は思うところあって、「星止」(せいしと読みます)という
シリーズとすることにしました。

で、「死例」と「星止」はもちろん、
同じ No Reason の作品です。が、
以前から表明していたとおり、少しファンタジー色を強めていくことが
ロードマップにあります。

「星止」はその道程にある作品シリーズです。

先日、次のモデルさんも決まって、
まとまったシリーズになりそうです。

というか、します。

ですが、「死例」とは見せ方(見え方)が異なるため、
やはり作品の骨子の伝わり方が、否応なく変わってしまうのが懸念で。
本質的に伝えたいことは一緒なのです。

じゃぁ、どうするか?

回りくどく書きましたが、
「星止」の作品中の「メッセージ」が変わります。

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10万年以上ものあいだ、人はたやすく星を見ることができた。
かつて、人は神々を崇め、神話をつくり、星々に託した。
人は死してもなお星が残ることを知って。

あなたには、星が見えるだろうか。
喜び、憎しみ、悲しみ、裏切り、嫉妬、暴力、支配、偽り、殺し、愛。
太古よりなんら変わらぬ人と同じ感情を有した神話の神々たち。

ここ百年ほどの間に、人は夜空に灯りをともし、空を濁した。
現在、日本では年間3万人を超える人たちが自殺している。一方、無差別大量殺人が後を絶たない。

光は光を隠す。
闇が光を露わにする。
その真実は変わらない。

ある哲学者が言った。
「神は死んだのだ」と。

星々はいまもなお輝いている。あなたの頭上にいつも。
夜空の、そして昼の青空の向こうで。
あなたが星を見たとき、そのとき星は止まり、
必ずやなにかを伝えるだろう。

※本作品は自殺や殺人を推奨するものではありません。

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厳密に言えば、ニーチェの言葉は、この文脈では
正しくないので、変えるかも知れませんし、
変えないかも知れません。