artmania cafe gallery yokohama が熱い。

先のエントリーで紹介している
私の友達の元デザインフェスタの富田さんが、
横浜桜木町の野毛に、オープンした
artmaniaのカフェギャラリー「artmania cafe gallery yokohama」に、
写真集を販売していただいています!

masashi_furukaコーナーw
masashi_furukaコーナーw

個展のDMも置いていますので、
ぜひ足をお運びください。

そして、調子に乗り、動画レポートをしてしまいました。
みなさんご協力ありがとうございました!!

そんで、空いているスペースを使って、
デザフェス用のレイアウト確認もさせていただいて。

快楽原則レイアウト
「快楽原則 -忘却の残響-」レイアウトーもちろん今はお見せできません。

お世話になりっぱなし。

ありがとう、富姉、黒川さん!!

「まわりの人たちが親切にしてくれるの」~DM配布行脚3-最終回

※ここに掲載している写真はすべて携帯で撮影しています・・あしからず。

先日、順番は最後になってしまったけど、
当初からDMを置いてもらおうと思っていた、
富姉が始めた artmania のカフェ兼ギャラリーへ行ってきた。

場所は横浜の桜木町から山の方へ行った野毛というところ。
野毛にあわせてハードな感じにしたかったので、Tシャツは、HBK!!www

ってWWEを知らない人は、わからないだろうな・・・。

桜木町からは、道はまっすぐ。
APECを開催してるから、警察官の多いこと、多いこと。

気にせず、歩いていくと、いい感じの道になってきて・・

公衆電話もあったり。

そうすると、見えてきた見えてきた。
10月9日にオープンしたてのartmania cafe gallery yokohama だ。

オレ「こんにちは~!!」
富姉「お、こんにちは!来てくれたんだ~」
オレ「DMを置いてもらおうと思って」
富姉「いいよ~。好きなだけ置いてって・・・・あ、そうだ!」
オレ「なになに?」
富姉「いま、パンフレット用の写真を撮ってたんだけど・・、良いタイミングで、良いカメラマンが来た!!」
黒川「このカメラで撮ってもらえませんか?」

ん~、なんでこういうタイミングで来てしまうんだろう、オレはwww
富姉には世話になってるし、黒川さんも鎌倉のイベントの時
会場裏でたばこ吸いながら、熱い話を聞いたから、
喜んで引き受けた。

なんでも、デザイナーさんから急かされているらしく、
後で「もしフルカワさんが明日来てたら、『あ、こんにちは~』ぐらいだったよ(笑)」って言ってたから、余程切羽詰まっていたみたい。

カメラはD40x。
エントリーモデル。
オレ「設定をものすごく変えちゃいますけど、いいですか?」
黒川「はい、全然構わないですよ~」

じゃぁ、ありがたく、設定を変えまくるw
サイズを印刷用に最大にして、シーン撮影(オート)ではなく、
マニュアルにした。

民家を改造して、作家仲間たちがボランティアで壁を塗ったりしたことは、
twitterで知ってたし、正直手伝えないのが歯がゆかった。

壁の白さを際立たせ、垂線を立てる。
なおかつ広く見せて、自然光を最大限に活かす。
デザイナーが使いやすいように、縦位置と横位置をセットで撮っていく。

展示中の作品を富姉が片付けながら、
空いた場所を3階から片っ端に撮っていった。

だんだんと、ここを作ったみんなの想いや、
D○を離れた富姉や黒川さんの熱さ・生真面目さや、
その他諸々を感じて、細かい部分まで、撮った。
記録しておきたかった。
生まれたばかりのこの空間を、空気を。

頼まれていないのに、パンフレットでは使えないであろう、
イメージ的な写真を何枚も撮った。

富姉「パンケーキ焼いてあげるからね」
オレ「あざーーーっす!」

結局、2階、1階と降りていって、最後は外観撮影までww
200カットぐらい撮った。

この建物は、元々1階が飲み屋で上が住まいだったみたい。
階段が低くて、オレは何度も頭をぶつけたw
行かれる方はご注意をwww

ただ本当に立体的でかつ適度に狭く、
長い壁もあって、展示する方としては
とてもおもしろそう、と思えたことは確かだ。

窓際にDM30枚ぐらいと、名刺を置かせていただいた。

そして、もうひとつの真の目的の話を切り出した。

オレ「これ置いて欲しいんだけど」
富姉「うん、いいよ」

写真集「No Reason」も置いてもらえることになった!!!

いま思い出したけど、個展File01のときに、
富姉と黒川さんが来てくれて、富姉が「これいいね!本売りなよ!売れるから!」と言って、
年末のartmaniaのイベント(超作品宴会)に誘ってくれたんだった。

ありがとう、富姉。
富姉「じゃぁ、ポップと、サンプル用って貼るシール送って~」
オレ「あーい」

マージンは、「これからまた撮影してくれる?」って聞かれて
「もちろん」と答えたら、「じゃぁ●●円ぐらいでいいよ」と言ってくれた。

作家を大切にする人は、自然と作家が集まってくると信じている、オレは。

着いてから、撮ってる間も、富姉といろいろ話をした。
D○のこととか、この街のことや周辺の店や人のこと、
今後の計画や、やりたいことなどなど。

富姉が、話していたなかで、特に印象的だったのが、
「まわりの人たちが親切にしてくれるの」
と涙ぐんでいたこと。

いろいろ苦労したんだと思う。

その後、黒川さんが焼いてくれたパンケーキと、おいしいコーヒーをいただいた。
ちなみに、これらも撮影済で、富姉にポスターの背面の白紙を
レフ代わりに持たせてしまった
ww

最後に、オレは富姉に「ポートフォリオ展やりなよ!」と言った。
そもそもオレは、富姉が企画したデザフェスギャラリーでの
「ポートフォリオ展 vol.0」に参加して、関係が始まった。
弟ことバリスタ管野とも、これで知り合った)

富姉「そうそう、それ考えてたんだ!」
オレ「じゃぁ、やってね~!」
富姉「みんなに声かけなきゃね」

病院の予約があったので、16時にはここを出なければ行けなかった。

また行こうと思うし、
いつか必ずここで展示をしたいと思った。

値段も手頃なので、お近くの方も、遠くの方もw
ぜひ足をお運びいただきたい。

これからも、オレは artmania を応援・宣伝していくつもりだ。

《artmania cafe gallery yokohama》
所在地:〒231-0064 神奈川県横浜市中区野毛町3-122
tel : 045-514-3980
営業時間:15:00~22:00(不定休)
(営業時間は様子を見て変更するかも!)
http://www.cafegallery.artmania.jp/

《アートイベントオーガナイズ集団 artmania(アートマニア)》
http://www.artmania.jp/

ま、こんな感じでひとつ。

映画Matrixから
「道を知ることと、実際に歩むこととは違う」

ま、そういうことです。
歩んできたから、いまこの作品があるわけで。

同様に、アントニオ猪木の引退時の言葉からw

~人は歩みを止めた時に、
そして挑戦をあきらめた時に
年老いていくのだと思います。~

としたうえで、例の「道」です。

「この道を行けば
どうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば その一足が道となり その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ」

あらかじめ決められた(かのように見えた)レールの
上を走ることを、
オレは(いろんな理由があったにせよ)23の時に
辞めたわけで。

芸術や美術の専門教育を受けたことがないのだけれど、
振り返れば、デザイン事務所に勤めたし、
美大出のデザイナーを扱うディレクターとかやってるし、
写真で作品をつくって作家活動している。

もちろん、専門教育は受けたほうがいいに決まっている。

ただ、道を知ることと、歩むことは違う、ということだ。

「一般的な」という言い方はあまりにも無根拠なので使わないが、
自分だけの道を歩むには、それ相応の覚悟があってしかるべきで。

格好悪いからあまり言わないけど、
基本ガリ勉なので、人一倍勉強して、
人一倍試行錯誤を繰り返してるわけで。

ま、そんなところで一つ。

新宿眼科画廊さんで、No Reason写真集「File 01: 死例 001-012」が絶賛販売中です。

清水の舞台から飛び降りるように伊島薫 「Landscapes with a Corpse」を購入。

前々から欲しいと思っていた伊島薫先生の「Landscapes with a Corpse」がドイツのHatje Cantzより出版されていた。この元になっていた「死体のある20の風景」光琳社出版(1992年に発売。光琳社出版は1999年に倒産)を、いつかは忘れてしまったが、おそらく京都にまだオレがいた時に見た覚えがあり、ずっと心の奥底で眠っていた。

渋谷のLOGOSで見たとき、すごく欲しかったけど、ポンと買える金額ではないので、ずっと我慢していた。
でも、買っちゃった(笑)。

1月に恵比寿で、この発刊を記念して個展を開かれていたみたい・・・知らなかった。一世一代の不覚。

以下、下記のページより個展の案内を引用。
http://flyer-collection.com/flyer/%E4%BC%8A%E5%B3%B6%E8%96%AB-%E3%80%8Clandscapes-with-a-corpse%E3%80%8D/

このたびArtJam Contemporaryでは、Izima Kaoru『Landscapes with a Corpse』展を開催いたします。昨年末、伊島薫が15年にわたり撮り続けてきたこのプロジェクトの、ほぼ全体が網羅された作品集がドイツのHatje Cantzより出版されました。これを機に、日本では約10年ぶりとなる本展で、初期の2シリーズに加え、シリーズ全体を通観できるスライド・ショーを展 示いたします。風景の中に唐突に置かれた「死」- 美しい画の中で繰り広げられる、何層にも織り重ねられたストーリーを、是非ご覧下さい。

これから、じっくり見よ~っと。
Hatje Cantz Verlag | Izima Kaoru | Landscapes with a Corpse(Hatje Cantz社のサイト内の本紹介へ)

最近気になる写真家 リーズ・サルファティ

先日東京都現代美術館で見たミゲル・リオ=ブランコ」に続いて、気になる写真家がいた。ミゲル・リオ=ブランコは色合いや展示様式など、オレの方法論に近いと感じた(クオリティは全然適わない)が、視点や距離感がにていると感じたのが、「リーズ・サルファティ (LISE SARFATI)」という方で、この方もMAGNUM・・すみません、存じ上げておらず。正直、マーティン・パーぐらいしか覚えていない(^^;

Fashion Magazine by Lise Sarfati: Lise Sarfati: Austin, Texas
という写真集で、渋谷PARCOのロゴスで物色しているときに発見。
アイテムはほとんど有名ブランドだがファッション写真ではない、写真。とてもいい。