GRDを1年使って思うこと。

2006年の秋にGRDを購入したのだから、約1年使ったことになる。森山大道先生の真似をしようとしたのが最大の購入動機。新宿を撮り歩いたりしたのだが、F2.8の明るいレンズとはいっても、いかんせん夜ではどうしようもない。ISO感度も200まで上げるとかなりノイズが出るのがGRDの特性だ。
しかも絞りがF2.8だと、ピントも甘く感じてしまう。

そこで、当たり前のことを思い出す。
晴れた日に 、絞って撮影。そうすると、いい感じで描写をしてくれる。
そういう意味では、やはりGRDは銀塩に近い特性を持ったカメラなのかもしれない。

妙心寺

下の写真は次の記事の振りになるので、アップしておく。妙心寺

来年に向けて、京都で。

12月22,23日と京都へ帰ってました。
写真を撮るのが目的ではなくて、人と会うのが目的でした。いろいろな人に会って、デザインフェスタの報告や、いま困難な状況にある人への働きかけや、あるいは今後の撮影や、写真活動の布石などなど。デザインフェスタに出ることを決めてから、写真を撮ることの周辺にはいろいろな「こと」があって。また、撮った後にWEBだけでなく、実際の展示というかたちを採ることでいっそうその周辺は拡がっていく。そういう意味では、やはり写真においては撮った写真あるいは撮る「こと」が目的なのか、はたまたそれらが手段なのか、をはっきりさせておくことが重要なんだと再認識しました。 “来年に向けて、京都で。” の続きを読む