新たな航海には新しいカメラで。

先日書いたようにずいぶん長い間、作品らしい作品や展示らしい展示を行っていなかったのだけれど、ここ最近で旧知の方々と次々に再会し、自分の中でも外でもこの数年間とは違う流れが生まれている。

人生の潮目というと大袈裟かもしれないが、乗るしかないだろ!このビッグウェーブに!

・・・まぁ、そういう気分で盛り上げていかなければなぁと思っております。

また新たな船出の刻、というわけで新しいカメラを買いました。
ひと月ほど悩んで「Nikon D810」を。

Nikonはこの春にD5、D500という最新機種を発売する(D5はすでに発売中)のですが、自分の撮影仕事内容(主にポートレート、スナップなど人物中心)や作品の撮影スタイル(スタジオ撮影は低感度があるとありがたい)を考慮し、また次の仕事の繁忙期を考えると、このタイミングではD810がベストだろうと。このカメラは発売から1年半ほど経っているおかげで価格が下がってますしお寿司。

まぁ、間も無く後継機が発表される可能性が高いのだけれど、なにせD3を8年間使い続けてきた俺が何をいまさらwww ←あきらかに強がり

実は、使ってみたいレンズがあるので、 Canon の 5Ds への切り替えも考えたのだけれど、お金も手間もかかりすぎて仕事にも支障きたしそうだしで却下。

なにはともあれテスト撮影をしなきゃならない。
最近よく撮る被写体は引越しで忙しいので、桜舞い散る井の頭公園で適当にスナップしてきたが、もうWebのいろんなところで書いてある通り「ニコン史上最高画質」のうたい文句は伊達じゃない。今まで使っていたレンズが「え?こんなに精細な描画できるの?うそ、これ開放だよ?」と自分の目を疑うぐらいに。

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中央部分をクロップ(切り抜き)した画像。にもかかわらずピンがあった桜の花房では「ウブ毛」まで写っている。

テクニカルなことはあまり書かない主義だしなにより不得手なので、ここまでにして、とにかく「よく写るカメラ」だということだけ伝わればいい。

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元画像は容量が大きいため縮小しています。池の水面のテクスチャ表現が場所によって異なっている。

道具が変われば気分も変わる。
いまは気持ちを新たに、また気を引き締めて、制作に打ち込みたい。そう思っています。