作品の構成を考え始めた。
いつもそうなのだが、コンセプトとテーマ、撮り方、撮る対象、撮りたい写真いくつかの具体的な要素とイメージと印象、を決めてから撮りはじめる。
言葉と頭の中のイメージを往復しながら、個々の写真をより具体的にする、という作業を撮影までに数十回と繰り返す。
撮影したら、また今度は個々の写真と対峙しながら、上の作業を繰り返す。
平行して全体像を構成する。どう展示するか、装飾、展示手法、順番、配置などなど。
木を見て、森を見る。
抜けている写真や、飛んでいる印象、伝えたいことが伝わるか、それらを足し引きしながら、織物のごとく写真の持つ意味や構図、印象を紡ぐ。
ただ、それだけのこと。
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柱はできているので、時間が許す限り、一枚ごとのクオリティを高めたい。
常々思っていることだけど、今回もできる限り。
簡単には満足したくない。