ワンフェス、デザフェス。

例によって宴会芸の応援のため、ワンフェスに行った。ニュースで報じられたように、事故があって、エスカレーターは現場検証のため立入禁止。その他のエスカレーターもすべて止まっていて、4階まで階段を使う。

とにかく暑くて、疲れたし、エスカレーターが止まっているため移動が面倒なので、ずっとブースの中にいた。
結局ほとんど回ってない。
ま、友達に会うのが一番の目的なので、それはそれでいいのだ。

アライタケシと御清とkIAで打ち上げ。
ものづくり話で盛り上がる。フィギュア製作はオレはちょっとしかわからないけど、作品をちくり、表現することで、お客さんに見て、喜んで、買っていただくことは共通だ。

とても有意義だった。

デザフェスに出ようかどうか、すごく迷っています。
目標はその先にあるんだけど。
思いきって予行演習のつもりで、やってみるか。

masashi_furukaらしさを考えてみた

もう来週にはポートフォリオ展が始まる。新しい作品を出したいとは思うのだけれど、ちょっと時間的に難しそうだ。
今週の土曜日には決めないと。

「セツナイ太陽」は、全体像と柱は見えている。
しかし。
時間が取れず、作業が進んでいない。そろそろ徹夜をしてでも巻き返さないと。
展示方法も頭の中ではできていて、前作Alicesとは違うmasashi_furukaらしい作品と展示になるはずです。
今までのmasashi_furuka作品に、少しでも興味を持っていただけた方には、ぜひご覧いただきたい。

なので、Flickrには出し惜しみしている(笑)

いつもそうなんだけれど、一つの展示を考えていると、次に展示したいイメージもぼんやりと浮かんでくる。
それは点や線ではなくて、面的な像で印象の集合体のようなもの。

それは、一つの作品を作る過程で切り捨てたモノや、捉えられず過ぎ去ったコトが、意味ではなく印象の塊となって心の中にふわふわと浮いている。
それをぼーっと眺めていると、心の中で複数の塊がくっついたり、また離れたりして、大きくなったり小さくなったりしながら、その不安定なカタチのまま、漂い続けているのが、わかる。

作品づくりに集中すると、それらの存在を忘れてしまうのだけれど、ふと気付くと、いつまでもカタチが不安定なまま、漂い続けている。

できるなら、展示ではひとつひとつの作品のみを見せたくない。
上に書いたように、印象の集合体として漂う塊を、展示として提示することが、一番自分らしい作品だと思うから。

だからこそオレは展示という手法が、自分の印象の認識の仕方に近いという理由で、好きなんだと思う。

いつだって、作品の目的は、作品を見るひとに何らかの印象を与えて何かを生み出すことだ。

オレの印象は作品を作る上での道標であって、自己満足という終点であってはならない。

自分だけの印象には責任を持てないからこそ、作品に責任を持ちたい。

だから、苦手なんだろうな。
心象風景を1枚で現すのは。
いまわかった(笑)

写真展告知「セツナイ太陽」

「セツナイ太陽」
今回の展示は半年振りの新作撮りおろしで、テーマは「日常に存在する心の中の光と影」です。
日々の生活で感じるちょっとした喜びや落ち込みを表現しています。
夏の終わりにぼんやり漂うセツナイ気持ちと、ふんわり前向きなメッセージを感じ取っていただけたら、うれしいです。

百音 mone
杉並区高円寺南3-45-9
TEL.03-3317-4645

JR高円寺駅(南口)より徒歩5分
[営業時間]平日は 17~24時、土日は 12~24時
※ 9/1(月)は休み、9/6(土)15~24時
[地図]下記URLにて
http://www.cafemone.com/access.html

[ご注意]百音は玄米とお野菜ごはんのちいさなカフェギャラリーです。
展示とともにおいしいお飲み物やお食事をお楽しみください。

渋谷でスナップ(フィルム)

無理矢理時間を作って、連休最終日に、渋谷でスナップをしてきた。

カメラは、久々のFM2。フィルムは残っていたNaturaと、発色を確かめたかったPRO400。
撮り始めてすぐに、雲に切れ間ができて、あっという間に快晴に。。暑い!

かなりの逆光で撮ったのだけれど、プリントを見るとネガだから黒潰れしているはずもなく、イメージとは違う仕上がりに。
プリントを調整したいが、家でネガスキャンできる時間があるかどうか。
ラボに持ち込むか?

渋谷は太陽の感じが溢れている街、ということを先日このブログに書いた。若い人が多いことなんかは理由では、もちろんない。

久しぶりに時間をかけて渋谷を歩いて、なぜオレがそう感じるか理由があることがわかった。
地形的理由だ。

一つは、坂が多いこと。
もう一つは、駅を中心に放射線状に道が走っていること。
これらの理由で、いつも太陽の存在を意識させられるのではないだろうか。

坂を登れば、前を向いても自然と視線は水平より高くなる。
道が放射線であれば、同じ時間でも、移動すればどこかの道で、太陽が目に入る方向を向くことになる。

いかがだろうか。

ま、そんなことより、写真の仕上がりが最重要なわけで。どうでもよいことなのだが。

レンズは24mmF2だった。
開放近くで被写体に近づけば、背景もボケるし、絞ればカッチリ写る。
35mmよりも、渋谷にはこれぐらい広角が合うのかも知れない。

ポートレートに望遠ズーム。

珍しくレンズの話。
AF ED70ー300mmDという望遠ズームを時々ポートレート撮影で使う。
VR付きの70ー300mmが出た後に、中古の値が下がり始めた頃に、カメラマンさんに評判が良いレンズだと聞いて、購入したものだ。
注意しなきゃいけないのは、VRなしのGレンズ(絞りリングなし、現役で販売中)ではないこと。

開放では、まったく間抜けな描写なのだけれど、1段絞ってF5.6ぐらいだと、人物写真にはちょうどいいやわらかさになる。

圧縮効果を活かすことで、いつもの標準クラスとは画面構成を変えられる。
空気が濃縮されて映り込むような感じさえする。

そもそも室内では、暗く狭く使えないけど、屋外撮影が多いオレには、あって重宝するレンズだ。