個展中日(なかび)を終えて

今日で早くも中日を過ぎました。
たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
みなさまへの個別のお礼は個展終了後にしたいと考えています。
どうかご了承くださいませ。


さて、会場にいて作品を通していろいろな人と会話を重ねることで、作品をよりわかりやすく説明できる言葉を見つけることができました。

その一つが
「この作品はドキュメンタリーではなく、現実に限りなく近い現代日本における問題を織り込んだファンタジーである」
という定義です。

リアルやリアリティという言葉は、現在の写真を批評する基準としてあまり意味をなさないと思っている自分にとって(オレは生きることも死ぬこともリアルに感じられない、と言い続けていることも理由になっている)、現代日本のさまざまな問題を題材にしたファンタジーという位置付けがしっくりくるのであります。

ファンタジーを支えるリアリティは必要ですが、それがどれだけリアルかは本作品を観賞するうえではあまり意味をなさないことでしょう。(特殊メイクをしていないのはリアルを追究していないがゆえ)

会期は12日まで。
オレが会場に居れるのは、11日水曜日の19時以降20時までとなります。
また、12日最終日は、17時までしか入ることができませんので、ご注意を。

みなさまのお越しをお待ちしております。

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