バカだと思われるかも知れないが、少なくとも信じていた。
「1999年7の月に人類が滅亡するという」
ノストラダムスの予言を。
しかし、来なかった。
1999年5月にバイト生活で食べるのにもカツカツなのに、
iMac(ライム)をローンで購入し、
1999年9月1日という自分の誕生日に初めてのホームページを制作した。
「TEY.B.S.」
というホームページ名で、”TEY”はオレのスコアネーム(昔、ゲーセン通いをしてた人ならわかるかな?)で、「TBS」を音的にオマージュした名称だった。
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コンテンツはともかく、
掲げていた標語は、
「a pop revelation」。
いまオレがやっている「No Reason」の
根底にある想いと何ら変わらないことに、
先日気付いた。
失われた10年といわれた1990年代の
空気を感じて、掲げたその標語。
「生と死」は、ヒトに等しく存在する、
もっともpopな「こと」だと思っている。
「revelation」とは暴露とか、解放とか、
啓示・黙示録を意味する。
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人は、どういう物語を紡ぐか、という命題を
背負って生きているのだと思う。
以前、エントリーに引用したけれど、
「「死んだ私」という想像的視座」というところから、
物語を紡ぐしかないのだと。
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オレは挫折と絶望を繰り返してきた。
それでも、生きている。
生きてしまっている。
だから、すべきことがあるのだと思う。
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今度の個展 masashi_furuka写真展は、
この1年半の「No Reason」制作の総括的な意味合いが強いが、
それだけではない、オレの人生とまではいわないが、
少なくとも、この10年の想いが詰まっている、のだと思う。
撮影会、
オープニングパーティー、
対談、
などいろいろ告知しているけれども、
まだまだ伏せていることは、あるのです。
ホームページやWEBでは伝えきれない想いを、
存分に感じていただきたい。
そういう想いで、あと1週間、搬入まで突っ走るつもり。
みなさんとお会いできることを、
楽しみにしています。