ヒラメキとタメイキ

昨日は新宿眼科画廊でタナカさんと打ち合わせした。

まぁ「みんギジ」は、だいたい確認してあるので、サクッと。

絵露愚乱末世2も日程を決めた。
同時期に行われる展示で相性がよいものをタナカさんが、
選んでくれて提案してくれたので、これもスムーズに。

あとは、個展の相談。
悩んでいた部分に割りきりができたので、それが軸になる。
位置づけも明確になる。
こういう整理能力はあるし、それが起点になり、
また新しい展示物がみえてきた。

雲みたいなコンテンツ(展示物やこれまでの作品、展示手法)に、
雲間ができて、そこから光が射し込む。

そして、昨日はいろいろな物事が一巡した感覚が湧き上がった。
一年、五年、十年、二十年・・・。

還ってきたのか、離れたのか、
そんなことどうでもいい。

繰り返されるデジャヴと対峙し、
タイムスリップのような感覚を乗り越えて来た。

安堵だろうか、不安だろうか、
心がため息をつく。

平穏とは程遠く、
荒涼といないはあまりにも煌びやかで、
閑寂というには身体性が欠如した存在。

業を背負いつつ駆け抜ける背中を
気にしている余裕など、オレにはない。