Alternative Photographについて

なんだかんだと、人に見せる前に書くと、言い訳を先にしている感じがしてしまい、とても惨めな気になるので、フォトブック「Alternative Photograph」をつくるにいたった経緯を書くまでにしておく。

ちなみに、Alternative Photographの全写真解説書(というか、コメント集)を、B5白黒両面コピーで、勢い余り、作ってしまったので、欲しい方はどうぞ。

今まで、商品として作っていたのは、プリントやポストカードばかりだった。
そういう商品に適する写真というのは、自然に「一枚完結の写真」になる。

しかし、ここしばらくは「人」をモチーフにした作品が多く、こういった写真は、たとえ「すばらしい一枚完結の写真」であったとしても、なかなか購入して手元に置こうと思う人は少ない。
そういう事情があるから、新しい「一枚完結の写真」ばかりを、商品にできないのだ。
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ユニット名は「amoroso」。

今回のデザインフェスタは、以前告知した通り、ユニットで展示します。

ユニット名は「amoroso」です。
メンバーは、CGイラストの「まほりーた」、アクリル画の「ありーさ」と、写真のmasashi_furukaです。

パンフレットや出展者一覧にはmasashi_furukaで出ています。看板も、masashi_furukaの名前が目印になっていると思うので、お間違えなきよう。

ちょっとずつですが、次の作品を計画しています。
来年の暖かくなる頃には発表できるといいなぁ、と思うけど、さてどうなることやら。
仕上がり感だけはイメージがあるのだけれど。

ポートフォリオ展は、旧作中心になります。

土曜日にできるだけ作業したが、「セツナイ太陽」の作成で手がいっぱいで、ポートフォリオ展の展示を作成するまでに到らなかった。

なので、ポートフォリオ展vol.1でのmasashi_furukaの展示内容を以下のように、させていただきます。
■ポートフォリオ
「Alices – people in tokyo -」
■一点もの
「セツナイ太陽」より一点

Alicesは、デザフェス26にて壁面展示したものを、デザフェス27ではブック化したものです。壁面展示に比べると訴求力では劣るものの、ストーリー(意味のまとまりやつながり)は、ブックのほうがわかりやすいですね。
まとまっている、という評価が多かったです。
まだ見たことのない方には、masashi_furuka作品を知っていただける作品です。

一点ものは、新作「セツナイ太陽」から、A3作品を展示します。

あと、「セツナイ太陽」告知DMも配布する予定です!!(百音さんでも配布中)

なお、私がデザインフェスタギャラリーにいるのは、初日の17時ぐらいまでと、最終日の夕方ぐらいです。
ギャラリーは入館無料ですので、ご都合が許す方はぜひ。
私の他にも、いろんなジャンルのアーティストさんが展示するので、楽しめること間違いなし!

渋谷でスナップ(フィルム)

無理矢理時間を作って、連休最終日に、渋谷でスナップをしてきた。

カメラは、久々のFM2。フィルムは残っていたNaturaと、発色を確かめたかったPRO400。
撮り始めてすぐに、雲に切れ間ができて、あっという間に快晴に。。暑い!

かなりの逆光で撮ったのだけれど、プリントを見るとネガだから黒潰れしているはずもなく、イメージとは違う仕上がりに。
プリントを調整したいが、家でネガスキャンできる時間があるかどうか。
ラボに持ち込むか?

渋谷は太陽の感じが溢れている街、ということを先日このブログに書いた。若い人が多いことなんかは理由では、もちろんない。

久しぶりに時間をかけて渋谷を歩いて、なぜオレがそう感じるか理由があることがわかった。
地形的理由だ。

一つは、坂が多いこと。
もう一つは、駅を中心に放射線状に道が走っていること。
これらの理由で、いつも太陽の存在を意識させられるのではないだろうか。

坂を登れば、前を向いても自然と視線は水平より高くなる。
道が放射線であれば、同じ時間でも、移動すればどこかの道で、太陽が目に入る方向を向くことになる。

いかがだろうか。

ま、そんなことより、写真の仕上がりが最重要なわけで。どうでもよいことなのだが。

レンズは24mmF2だった。
開放近くで被写体に近づけば、背景もボケるし、絞ればカッチリ写る。
35mmよりも、渋谷にはこれぐらい広角が合うのかも知れない。

ポートレートに望遠ズーム。

珍しくレンズの話。
AF ED70ー300mmDという望遠ズームを時々ポートレート撮影で使う。
VR付きの70ー300mmが出た後に、中古の値が下がり始めた頃に、カメラマンさんに評判が良いレンズだと聞いて、購入したものだ。
注意しなきゃいけないのは、VRなしのGレンズ(絞りリングなし、現役で販売中)ではないこと。

開放では、まったく間抜けな描写なのだけれど、1段絞ってF5.6ぐらいだと、人物写真にはちょうどいいやわらかさになる。

圧縮効果を活かすことで、いつもの標準クラスとは画面構成を変えられる。
空気が濃縮されて映り込むような感じさえする。

そもそも室内では、暗く狭く使えないけど、屋外撮影が多いオレには、あって重宝するレンズだ。