個展中日(なかび)を終えて

今日で早くも中日を過ぎました。
たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
みなさまへの個別のお礼は個展終了後にしたいと考えています。
どうかご了承くださいませ。


さて、会場にいて作品を通していろいろな人と会話を重ねることで、作品をよりわかりやすく説明できる言葉を見つけることができました。

その一つが
「この作品はドキュメンタリーではなく、現実に限りなく近い現代日本における問題を織り込んだファンタジーである」
という定義です。

リアルやリアリティという言葉は、現在の写真を批評する基準としてあまり意味をなさないと思っている自分にとって(オレは生きることも死ぬこともリアルに感じられない、と言い続けていることも理由になっている)、現代日本のさまざまな問題を題材にしたファンタジーという位置付けがしっくりくるのであります。

ファンタジーを支えるリアリティは必要ですが、それがどれだけリアルかは本作品を観賞するうえではあまり意味をなさないことでしょう。(特殊メイクをしていないのはリアルを追究していないがゆえ)

会期は12日まで。
オレが会場に居れるのは、11日水曜日の19時以降20時までとなります。
また、12日最終日は、17時までしか入ることができませんので、ご注意を。

みなさまのお越しをお待ちしております。

個展案内ページへ
新宿眼科画廊WEBサイトへ

個展絶賛(?)開催中です

the silent groan

金曜日の初日と、土曜日の2日目を終えました。
いつも来てくれる友人や仲間、最近知り合った方だけでなく、Webで作品を見て興味を持った方や、モデルさんの友人の方なども来てくださり、ありがたい限りです。

また今回の作品に対する「観た方の感想」が今までとは違うことに気づいたのですが、これは個展が終わったときにあらためて書くことにします。

本日は日曜日!
みなさまのご来場をお待ちしています。

個展初日。

いよいよ始まった個展。
初日は平日ということで、お客さんもまばら。
同時開催の「アイルトン・セナ 写真展」がオープニング・パーティもあって大盛況。

渡辺さんのお嬢さんが、ボクの写真に興味を持っていただけたらしく、いろいろお話しした。
まさか写真をしているとは・・・後で「実は・・」と名刺をいただき、ちょっとドキドキした。
その後、お嬢さんの友人お二人も「奥で展示があるから」と促されて、見に来られた。

ボクも渡辺さんにご挨拶(昨日略式の挨拶だったので)しようと思ったが、来客対応でお忙しいご様子なので、明日以降にしようと今日は遠慮した。

明日は飲み会です。
参加されたい方は、20時に新宿眼科画廊前に集合してください!
よろしくお願いします!

<先行公開2>個展展示作品より

先日のエントリーに続いて、先行公開作品です。
ご興味がおありの方は、個展に遊びに来てください。
みなさまのお越しをお待ちしております。
個展詳細情報はこちらから

※各写真はクリックすると、Flickrへジャンプします。

『No Reason』
たぶん、生きることに、死ぬことに、理由なんていらない。

日本――年間3万人を超える自殺者、後を絶たない無差別大量殺人。
「生と死」が日常から隔離され、
メディア空間の中でのみリアルな輝きを放つようになってから、もうどれぐらい経ったのだろう。
この作品は、現在そしてこれから日本に生きる(死ぬ)わたしたちの日常に
再び「生と死」を取り戻す試みとその記録である。

-project description —
No reason
Probably, there is no reason we die or live.

In Japan, over 30,000 people die every year, and indiscriminate mass murder take place again.
I don’t know when we got lost sences for the reality of life and death. Only in the medias, it glitters now, why?

This project is the experiment and the records of them by ourselves to recover of the lost sences.

No Reason [003]-1
No Reason [003]-1

No Reason [004]-2
No Reason [004]-2

No Reason [012]-1
No Reason [012]-1


展示詳細情報はこちらへ

<先行公開>個展展示作品より

これまでDMなどで用いているものも含めて、先行公開です。
いやぁー、それにしても暗い(笑)

※各写真はクリックすると、Flickrへジャンプします。

『No Reason』
たぶん、生きることに、死ぬことに、理由なんていらない。

日本――年間3万人を超える自殺者、後を絶たない無差別大量殺人。
「生と死」が日常から隔離され、
メディア空間の中でのみリアルな輝きを放つようになってから、もうどれぐらい経ったのだろう。
この作品は、現在そしてこれから日本に生きる(死ぬ)わたしたちの日常に
再び「生と死」を取り戻す試みとその記録である。

-project description —
No reason
Probably, there is no reason we die or live.

In Japan, over 30,000 people die every year, and indiscriminate mass murder take place again.
I don’t know when we got lost sences for the reality of life and death. Only in the medias, it glitters now, why?

This project is the experiment and the records of them by ourselves to recover of the lost sences.

No Reason [009]-1
No Reason [009]-1

No Reason [009]-2
No Reason [009]-2

No Reason [010]-1
No Reason [010]-1

No Reason [010]-2
No Reason [010]-2

a vampire's suicide , No Reason [011]-2
No Reason [011]-2


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