04 No Reason 初回撮影

場所は駒沢オリンピック公園。
撮影にあたっては、もちろん公園事務所に利用申し込みをして許可を得た。

これが結構撮影日まで時間がなくぎりぎりに
申し込んだから、大変だった。

事務所の方にPDFで申込書を送ってもらうなど親切にご対応いただいたおかげで、ようやく間に合った。

実はモデルが足りず、撮影1日前にmixiのコミュニティで募集するというハプニングもあった。

奇跡的に応募があり、その方(美日さん)にご協力いただき、「No Reason」最初の撮影にこぎ着けることができたのだった。

ロケハンを事前にしていたので、迷わず撮影場所へ。

心になにかが注ぎ込んでくる。

場所を決めて、茂みの中で横たわる二人。

空気が変わったのを感じた。

そして、心の中で、加護を、と祈りながらシャッターを切り始める。

この作品はカット数を少なく、と決めているものの、さまざまなアングルで、その「場」を切り取っていく。

こうして、「No Reason」最初の作品が、できあがった。
2009年4月18日のことである。

slightly sound in my heart.

03 No Reason 始動

やはり大きかったのは、今も手伝ってくれている
ヘアメイクまえださんとの出会い。

SUZU CAFEの時の展示では、別の方にお願いすることにし、まえださんには会ったその日に断りの電話を入れなければならなかった。

その時、同時に次のオレの作品には、絶対手伝ってもらうから、と伝えていた。

彼女がいなかったら、No Reasonは、
はじまらなかったとさえ思う。

「きれいで、明るい、死体」 の
コンセプトを伝えると、
「おもしろそう!!」と言ってくれて。

オレは仕事以外で
久々に絵コンテを描いた。

そして、これまでオレの作品に出てくれた方々の中からモデルを選ぶと同時に、5月の公募締め切りまでの日数を逆算し、撮影回数を決めた。

どのモデルさんも協力的で。

え?死体?
という人は皆無。

みんな、いいひとばかりだ。
素直にそう思った。

02 御苗場にて

3月は渋谷の「SUZU CAFE」にて展示していたり、そのイベントだったりで、なんかバタバタしていた。今思えば、本当に時間がなかったんだなぁ、と思う。

another capture of "a shape of beauty"

そして、次の作品のことを考えはじめる。
もっと非日常を増やした、わかりやすい写真を撮りたい
「きれいで、明るい、死体」それがはじまりだった。

そして急速に言葉とイメージが集まってきた。

まだぼんやりとした宇宙の始まりの「ガス雲」みたいな状態だけど。

そして、御苗場の搬入にミスって、しかも、展示作業中に現場で冷静になることが出来ず、わけのわからない展示になってしまった。

土日の講評のために、会場に行くも、自分のブースには恥ずかしくていられない、展示を止めて帰りたい、と精神状態がどん底に。

会場で、月村さんに電話して、助けを求め、ようやく落ち着くも、やはりつらかった。

01 御苗場まで

そもそもオレは、写真で「日常にある非日常」を撮っていた。
初めて人前で展示した「Alices ~prople in tokyo~」では、日常の中のちょっとした不安や不満という「違和感」をテーマに、「不思議の国のアリス」を表現のコンセプトとして作成していた。

それより前にさかのぼれば、スナップにおいても同様で、ふとした瞬間に気になる光や影、形、色…そんなものばかりを撮っていた。

時は流れて、2009年の3月。
「御苗場」というイベントに出展するために、作品撮りを考えた。ちょっとインパクトがあって、不思議な絵を撮りたい。

そう思って撮ったのが、
「a nymph in a short rest」という作品。オレの中では、「非日常側から日常を見る」という視点で撮ったもの。これを大判のパネルにして展示することにした。

a nymph in a short rest
a nymph in a short rest

なんとなく個人的におすすめの映画とか。

 

今年の目標はただひとつ。
「ショートムービーを一本つくる」
だったのだけれど、脚本まで書いて人に見せて、これはダメだなとw

まぁ、いつでもいいです(おぃ

やはり映画はネタの仕入れもあるし、単純に好きということもあって、
DVDだけでなく劇場に足を運びたいものです。
今年の最初の方はできたのですが。。。まぁ、諸々事情があり最近は行けていません。

ちなみに、facebookに書いた今年5月ぐらいまでに観た映画のランキングはこんな感じでした。

1位   ドッグヴィル (ラース・フォン・トリアー)[amazon]
2位    アンチクライスト(ラース・フォン・トリアー)※2回劇場鑑賞 [amazon]
3位 おそいひと (柴田剛) [amazon]
4位 キックアス (マシュー=ヴォーン)※2回劇場鑑賞[amazon]
5位 インスタント沼(三木聡)[amazon]
6位 アヒルの子 (小野さやか)※2回劇場鑑賞[劇場公開のみ]
7位 平成ジレンマ(齊藤潤一 )[劇場公開のみ]
8位 奇跡の海(ラース・フォン・トリアー)[amazon]
9位 玄牝 (河瀬直美)[劇場公開のみ]
10位 ダンサー・イン・ザ・ダーク(ラース・フォン・トリアー)[amazon]
11位  エンター・ザ・ボイド(ギャスパー・ノエ)[amazon]
12位 堀川中立売 (柴田剛)[劇場公開のみ]
13位 マンダレイ(ラース・フォン・トリアー)[amazon]
14位 告白 (中島哲也)[amazon]
15位 月の砂漠 (青山真治)[amazon]
15位 レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー(ジュリアス・ケンプ)[amazpn]
16位 エリ・エリ・レマ・サバクタニ(青山真治)[amazon]
17位  冷たい熱帯魚 (園子温)[amazon]
ほか

といった具合でしたが、最近観ておすすめの映画をジャンルごとにいくつかご紹介します。 “なんとなく個人的におすすめの映画とか。” の続きを読む