11 No Reason第6回撮影

第6回撮影は、第5回の1週間後の夏日が強い日だった。ほぼ1日がかり。

新宿駅で集合し、早速東口のさくらや前でカズマくんが血まみれにw

このときのメンバーは、ムシちゃん、カオルくん、カズマくん。

すごく天気が良くて、いや良すぎて、影が強すぎたため、撮りはじめてすぐに、この場所で撮ることを断念し、別の場所を探すことに。

歌舞伎町に移動し、撮影。

昼過ぎというのになぜか閑散としている。
夏休みも終わり、という時期だったからなのか。

血糊を大量に投入し、ここで、カズマくんはもう一度死亡。

例によって、いろいろな角度から撮る。
ピアスに光る
夏の光が、
なぜか鈍い。

撮影後、ゲームセンターで血糊を落として、ここでカズマくんとはお別れ。
お疲れさま~。

そして、都内某所の友人いと菌邸に向かう。
最寄りの駅でランチくん合流。
そしていと菌さん(この時鬱だった)も合流。

カフェで「一服」した後、いと菌邸で撮影。
それにしても、ランチくんは常に目が死んでるw
でもかっこいい。

ムシちゃんはコスプレ。
金髪ウィグ似合いすぎて。

あ、この人のかわいさは、あごのラインにあるのだと、このときわかった。

そして、ランチくんが手際よくスニフ死準備。

撮るときもほとんど撮影前と表情が変わらないw

つまり死んでいるwww

すごく撮りやすかった。

その後、いと菌さんの宣伝用写真も撮影し、いと菌邸での撮影終了。
ありがとうございました。

そして移動して行き着いたのは、とある神社。

ここで大階段落ちのカオルくん。
彼もすごく目がいい感じ。

この写真は大きく引き伸ばさないと、目がわからないので、展示まで公開しないと決めた。

というわけで、2回目の大撮影会終了。
みんなとても協力的で、しかもそれぞれに魅力があって、(みんな目にハンパ無い個性がある)とても撮ってて楽しかった。

これで、ひとまずの目標だった10組を越えた。残るは女性二人。
ずっと前から希望を聞いていたのだけれど、いろいろ都合が付かず、延びていたけど、待っていてくれた、お二人にいまでも感謝している。

10 No Reason第5回撮影

大撮影会の会場となったのは、都内某ハウススタジオ。 都心にあるこのスタジオは使いやすい。

スタートは、繭ちゃんのバスルームでのリスカ写真から。
いろいろ試してみるが、ライティングが非常に厳しい。結局アベイラブルで撮った。

そして、メインのなーくんとムシちゃんの
「しあわせにしにたい」シーン。

ここで遅れてきたまくずさんも参加。

ソファの回りにばらまかれるお薬たち。

空きの殻までこんなに集めてくれていたことに感謝しつつ・・・空気が変わるのを待つ。

やや曇り空で、ベランダから差す光は夏の昼過ぎだというのに弱い。

ライティングは暗部を起こす程度にして、極力抑えめにした。陰影を残してフラットになりすぎないように。

シュート開始。
いろいろな角度から撮る。

DMで使っているものは少し高めから撮ったパースが一風変わったショット。

徐々に近づいては離れ、周辺のものを撮って終了。

繭ちゃんがリスカする前のも撮って!と提案してくれたので、 よ~し、と撮影。

カミソリを持つ手がセツナイ。

まくずさんは、彼女のひらめきで、台所のオーブンに突入ww

縦長の採光窓から差し込む光がとてもきれいだ。

これで、作品撮影終了。

終わりに、控え室でも記念撮影。

ムシちゃんとまくずさんのツーショット写真。

カーテンが白いのを活かして、レフを使い、シャッターも遅めにして、明るめに仕上げたいい感じの写真になった。

この日撮影予定だったDJ Lunch氏は、後日撮影となった。

そして、またそれが大撮影大会になるのだということを、オレはまだ想像すらしていなかった。

09 出会い2

それから時が経って、まくずさんからムシちゃんを紹介された。

ムシちゃんに連絡をとって、さっそく顔見せで会おうということに。

ムシちゃんは、彼女のプロフィールにセキララに書いてあるとおり、鬱病が再発していた。

でも、会ってみると、コミュニケーションにも話しにもきっちり芯が感じられて、とても話しやすかった。

2時間ほど話して、テスト撮影へ以降。
新宿サザンテラスで軽く撮影する。

読者モデルなどの経験もあって、非常にノリが良いし、内面を表情やしぐさに表すことができていて、とても撮影しやすかった。

その後、ムシちゃんの提案で、ムシちゃんのお友達を集めて大撮影会しよう!
という流れに。

すぐに、シチュエーションもだいたい固まり、一気に撮影が進むことになったのだった。

08 出会い

ある日、ひょんなことからmixiのメッセージが来た。送り主の名前は友人のフリーペーパーのイラストの署名で見覚えがあった。

まくずさん、その人である。

いきなり送ってきたメッセージが
「以前メッセージいただきましたっけ?」
である。

ひどいもんだw

でもボクはねじが外れているので、なぜか、その後話しが進んで「まぁ、顔合わせて自己紹介でも」という話しになる。

なぜ?www

まぁ、共通の知人がいるのでとくに不安はなかったが。

時は前後するが、公募落選後もいろいろな人と話していて、モデルになってもらえないかとか、こういう作品をつくっているんだけど、どう思う?などいろんな意見を聞いていた。

というのも、公募落選時のポートフォリオに対して、一言コメントをもらえるのだが、
「あなたが何をしたいかが見えない」
という主旨のコメントがあったからだ。

振り返ってみると、たしかに画は頭に浮かんでいたけど、コアとなるメッセージが今振り返ってみると「うわついた言葉」にしか見えない。

このギャップを埋めるためにいろんな人にあって、徐々にメッセージを再構築していく作業を行ったのだ。
たぶんこれが2009年5月後半から6月にかけてのことだった。

その後、撮りたいと思う気持ちはあるものの、7月から展示することを急遽決めてしまったので、そちらの作業に取り掛からざるを得なくなった。

メッセージは固まらないまま残ることになった。
そして・・・。

07 No Reason 追加撮影

公募に応募するための予定はすべて終了した。

しかし、構成上、どうしても撮り直したい
写真が1枚だけあって。

美日さんから
「後悔を残すのは良くない」
というお言葉をいただき、追加撮影を行った。

場所は都内のカラオケボックス。1回だけで納得できず、結局2つの店をはしご。

苦悶と快楽が同時にある表情というオレの注文に、見本の本まで持ってきてくれて。

こういうのはどう?と、提案していただくなど非常に協力的だった美日さん。

感謝しています。

こうして本当に、
公募前の撮影は終わった。

そして、時は経ち公募は落選。

かねてから公募の結果がどうであれ、撮り続けることを公言していたオレの気持ちも変わらず。

撮影を再び開始することにした。

しかし、諸々の事情によって撮影が再開するまでには数ヶ月の時間が必要だった。

一番最初のNo ReasonのDMの作成依頼書。 メッセージも写真の構成も異なる。