45 No Reason 第35回撮影

※この記事は2011年10月に書いた記事 に加筆修正しています。

 

山本梢と初めてきちんと話をしたのは、
おそらく絵露愚乱末世に彼女が出ると決めたときだから、
今年の4月ぐらいではないかと思う。

オレは、個展の度に毎回デザインフェスタ・ギャラリーにDMを
置いてもらうのだけれど、File03のDMを置いてもらうようお願いしに行ったときに、
「みんなで疑似死体」にすごく反応していたのが、梢だったと思う。

個展にも友達と見に来てくれて。

それから半年以上経って、オレから提案したのだと思うけれど、
レズビアンをテーマにした写真を撮りたい、と。
彼女は快諾してくれたのだけれど、あいにく相手がいない。

そこで二人して目を付けたのが、作家の蒼鬼さんだ。
デザフェス二日目に、二人してブースに行き、
モデルをお願いし、承諾を得た。

このとき前後して、File04のテーマと表現の方向性が
固まっていたので、それに沿うようにした。

撮影日は水曜日。
オレもフジタさんも会社を休みw、
明大前に集合。

この撮影は、二人の女性がオールヌード。

それだけしか、今は言えない。

大きく前半と後半に撮影は分かれるのだが、
natsukiさんのアイデアが炸裂した後半戦の写真を
採用することにした。

また、この作品ではオレが気合いを入れて、
小物類を自作している。

その甲斐あって、わかりやすく美しい作品になったと思う。

惜しみなく美しい肢体を披露し、
作品づくりに協力してくれた、
2人の女性作家に感謝したい。